建築の実践、そしてそれを思考するための言葉は、近年、いちじるしく新陳代謝している。そのように変容する建築と言葉の新しい連携の見取り図を描くこと――それが本書の目的である。( まえがき より )
現在の建築の文脈や思考を読み解くための、39の「言葉」から、変容する建築と言語の新しい見取り図を描くことを試みた書籍です。1980〜90年代生まれの実践者や研究者が執筆ということで、当法人理事の三谷繭子が下記の章を執筆いたしました
「アーバニスト/都市を生き、都市らしさを生む者たち」
都市が人の生きる豊かな場所・より良い場としてあり続けるには?、前半では「アーバニスト」という概念の経緯や特徴をコンパクトに整理しつつ、後半では都市プランナー/地域事業者として活動する筆者自身の活動も具体例として紹介されています。

『建築をあたらしくする言葉』
編:市川紘司、連勇太朗
発行:2024年10月
出版:TOTO出版